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常総市 おゆるし道祖神のたたりと金属スクラップヤード 9 文教厚生委員会で不採択

12月14日 14時、常総市役所会議室で、私の出した請願(「千葉市再生資源物の屋外保管に関する条例」と同様の条例を常総市においても制定していただくこと)に関する採決が、7人の文教厚生委員の常総市市会議員でなされた。

結果は、驚くべきことに、否決であった。

私を含め、傍聴に来ていた、住民関係者、7人はひどく落胆した。

否決に動いた、市会議員の見識の無さにあきれると同時に、市民の生活権を第一に考えない立場に怒りを覚えた。

茨城県が4月に施行しようとしている、これに関する条例では、スクラップヤードの住宅からの距離規定がないので、おゆるし道祖神跡のヤードのように、住居のすぐそばに作られるケースを阻止することは、大変なのだ。千葉市の条例にある、住宅から100メートル以内には、スクラップヤードは作れないという項目があれば、住民の生活は守れるのである。さいたま市千葉市と同様の条例をこの12月に制定する流れの中で、議論の余地なく、常総市も出来るだけ早く、同様の条例を導入しようとするのが、当たり前の発想なのである。

 

この条例を常総市でも成立させるために、常総市民の署名を更に集めて、再度、議会に請願をださなければ、いけない。放置しておくわけにはいかないのだ。このままでは、市民の生活の安全はおびやかされ、常総市のブランド価値は更に低下する。

 

文教委員は、(以下敬称略)中島義昭、佐藤剛史、石塚剛、草間典夫(議長)、坂野茂実

中村安雄、堀越道夫の7人だ。   議長を除く6人で議論があった。

請願を支持する発言をしたのは、中村、堀越の2名だ。

坂野は12月にすぐ決めるのは無理で継続審議という立場だ。

中島、佐藤、石塚は否決にまわった。明確な否決の理由についての発言は無くである。

中島は結局一言もしゃべらなかった。佐藤は常総市千葉市と同様の条例を導入すべきかどうかの可否の議論はせず、請願書の一言一句の真否にこだわる発言に終始した。

石塚も佐藤と同様である。ただ、若干であるが住民の生活権を守ろうとの姿勢は垣間見えた。

また、特筆すべきは、生活環境課の職員が、千葉市なみの条例を常総市に導入する必要性について、後ろ向きともとれる発言をしたことである。

市民の生活環境を守るために、大きな武器となる千葉市と同様の条例制定に、常総市生活環境課は積極的でないことはあきらかである。市民の生活環境を守るのが任務である、生活環境課はさいたま市の環境局職員を見習ってほしいと思う。さいたま市は、千葉市並みの条例制定を環境局の職員が議会に提案しているのだからである。

 

今回の採決で、それぞれの市会議員の立ち位置が明確になったのは、収穫である。

中国人、金属スクラップ業者やその関係者に遠慮することなく、住民の生活権のため、常総市のブランド価値の上昇のためにに、勇気をもって立ち上がる市会議員が増えることを願ってやまない。

実際に、市民最優先の市会議員は名乗り上げ始めている。

 

12月21日13時から常総市本会議室で、20人の市会議員による、この請願の採決がある。

ここで、どの市会議員が、市民生活最優先かはっきりするのである。

 

つづく