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常総市を理想郷にするために

常総市 おゆるし道祖神のたたりとスクラップヤード 14  スクラップヤード事件現場を見に行く

常総市、いや、全国的にも有名になったスクラップヤードの火事現場が今、どうなっているか見に行った。

場所は、常総市坂手町だ。2019年5月15日。大規模な火災が発生し、2万m2が13日間にわたって燃えた。冷蔵庫や電子レンジが山積みされていたものに、火の手が上がり、すさまじい煙は、守谷市に近い、私の自宅からも、空を覆う黒煙がすぐ近くに見えただことではないと騒然したことを覚えている。。この煙で、気分の悪くなった常総市民は多数にあがる。私の息子ものどが痛くなって、医者にはこばれた。

大変な迷惑を長期間にわたって、常総市民におよぼし、本来はリサイクルし。無害なものにしなければならない、回収家電から有毒ガスを大量発生させ、住民の健康に不安をもたらした。 その、災害の責任はどうなっているか、今日現場を見に行った。

驚くべきことに、スクラップヤードとして、同じ会社にいまだにつかわれており、大型運搬車がつぎからつぎに出入りしている。高い塀の上まで、回収物がうずたかく積まれてる。

これだけの事件をおこせば、会社倒産や廃業の憂き目にあっているかと思っていたが、

そうではなかったのだ。大火災ごときには、びくともしていないのである。

大火事騒動の責任はどこにいったのだろう。有毒ガス発生の償い発生のないのか。常総市の環境行政はまともに機能しているのだろうかと、背筋が冷たくなる光景だ。

 

2021年7月22日  同じ坂手町でスクラップヤードの大火災がまた起きた。

2年前の大火事現場から、200メーター位の近いところでまた起きた。このあたりは、スクラップヤードの本場と言って良いほど、多くの大規模ヤードがある。

2度目の大火災は、普通の人の感覚では、まさか、冗談だろう、同じことを何回繰り返すのだ。とあきれるものだ。

数千坪の広い敷地にあった、リチウム電池や、倉庫など50tが燃え、大量の有毒ガスをまき散らした。

1度ならずも2度も繰り返すとは、住民の安心、安全が確保できない、常総市のイメージダウンははかりしれない。一回の不祥事にあきたらず、またやるとは、健全な市の機能ははたされていないのかと、ニュースを見た、全国の人の心に刻み込まれたであろう。 

その現場を2年半たった、今日見に行った。

あいかわらず、高い鉄の塀でかこまれ、中には、いろんな回収物が集められ、スクラップヤードとして、再起動しているのだ。あれだけの大騒動がなかったかのようだ。まるで、不死鳥のような、存在だ

さらに、恐ろしいことに、ヤードの敷地を倍以上に拡大しようとしていることだ。

回りの畑を囲むように、巨大な鉄の柱を林立させ、塀で囲っていく構えなのだ。

この、力にものを言わせた、示威行動には、立ち向かう勇気さえ失ってしまうほどだ。

 

N銀行やT銀行の融資をうけ、大手をふって正義は我にありと業容拡大を続ける、ヤード業者には、行政もしり込みしているのだろう。ひょっとして、長いものにはまかれろと寄り添っているのではと疑念が浮かぶ。

 

千葉市さいたま市なみの厳しい条例が、常総市にも必要だという声が、市民のなかから聞こえてくるのも当然だ。